西日本最大級の産業総合展示会「国際フロンティア産業メッセ 2025」の併催セミナーとして、 ひょうご・神戸国際ビジネススクエア主催の標記セミナーを 9月4日、5日の2日間に渡り行います。今回のセミナーでは、米国の関税措置や物価高が進む環境下での海外展開の最新情報をお伝えします。2日間にわたるセミナーでは、海外展開にかかる外国人材雇用・活用、ASEAN諸国の工業団地情報、海外進出戦略などについて現地の最新情報の講演を行います。さらに外国政府関係機関からの最新の現地ビジネス状況・投資環境、海外展開支援策をご紹介します。
◆日 時 9月4日(木)午前11時~ / 9月5日(金)午前10時30分~
◆場 所 神戸国際展示場1号館2階 特設会場B
◆講演内容 下記セミナースケジュールをご覧ください。(案内リーフレット)
◆主 催 ひょうご・神戸国際ビジネススクエア
(ひょうご海外ビジネスセンター・神戸市海外ビジネスセンター・ジェトロ神戸)
◆問合せ先 ひょうご海外ビジネスセンター TEL:078-271-8402
[ご注意]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
展示会場へのご来場には事前登録が必要です。
事前登録サイト:「国際フロンティア産業メッセ2025」申込フォーム
★当セミナーは、ご予約不要(先着順)です。ご参加の際は、直接セミナー会場にお越しください。
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9月4日(木)
11:00~12:00【公的機関】
ひょうご・神戸において中小企業の海外展開や外国人材を支援する各機関から、支援サービスメニューをご提案します。
11:00~11:10 ひょうご海外ビジネスセンターセンター長 菱田 裕史 氏
11:10~11:20 神戸市海外ビジネスセンター所長 岩尾 幸一 氏
11:20~11:30 (独法)日本貿易振興機構 神戸貿易情報センター係長 長田 悠作 氏
11:30~12:00 (一社)大学コンソーシアムひょうご神戸 国際交流・キャリアチーム次長 鈴木 真紀子 氏
兵庫県行政書士会 業務部 国際専門部会委員長 林 綾子 氏
13:00~15:00 【海外ビジネス】
13:00~13:30
「生活スタイルを劇的に変化させる中国宅配代行サービスの現状」
ひょうご海外ビジネスセンター・国際ビジネスサポートデスク(広州) 植 兆俊 氏
現代中国の生活を一変させた宅配代行サービス。本講演では、その驚異的な成長を支える背景と、食料品から医薬品まで多岐にわたるサービス内容、そしてAIやビッグデータが牽引する技術革新に迫ります。激化する競争や労働環境といった課題にどう向き合い、持続可能な発展を遂げるのか。中国市場のダイナミズムを解き明かし、中国での最新事情をお伝えします。
13:30~14:00
「地方行政組織の再編により、7月1日より大きく変わった投資環境とキンバンⅠ工業団地」
ひょうご海外ビジネスセンター・国際ビジネスサポートデスク(ハノイ) 中川 良一 氏
本年4月行政効率化と地方経済発展を加速するため、現行の63の地方組織を半減し34 の地方組織への再編を決定し7月1日に移行されます。ハナム省は、ナムディン省・ニンビン省と併合され、北部ベトナムで三番目に大きな人口(400万)を抱える地方自治体となりました。交通インフラ面も高速鉄道二駅設置が予定され、海港を持ち、空港建設も予定される、新たなニンビン省の投資環境とキンバン1工業団地についてご紹介します。
14:00~14:30
「兵庫の食・モノづくりを世界へ!シンガポールを活かしたブランド戦略と輸出ビジネス」
ひょうご海外ビジネスセンター・国際ビジネスサポートデスク(シンガポール) 関 泰二 氏
シンガポール在住の経営者でありビジネスコンサルタントが、兵庫県内中小企業向けに贈る30分間の特別セミナー。国際貿易ハブであるシンガポールを最大限に活用し、兵庫の食・モノづくりを世界に羽ばたかせるための実践的なブランド戦略、販路開拓、物流のハブ戦略を凝縮してお伝えします。貴社の海外進出を力強く後押しする、またとない機会です。
14:30~15:00
「インドネシアにおける中小企業連携、県人会、そして一帯一路:現場からの視点」
ひょうご海外ビジネスセンター・国際ビジネスサポートデスク(ジャカルタ) 黄 武鱗 氏
インドネシア在住の経営者が、現地で活躍する中小企業の連携事例、強固な県人会ネットワークの活用、そして日系企業が直面する「一帯一路構想」のリアルな影響について、実体験に基づき解説。多角的な視点から、インドネシアビジネスの今と未来を展望します。
15:00~16:00 【外国機関】
15:00~15:30
「香港の魅力-アジアのビジネスハブで成功を掴む!-」
香港投資推進室(インベスト香港) 室長 山内 崇生 氏
香港貿易発展局 大阪事務所 北山 睦美 氏
香港貿易発展局・インベスト香港の紹介、香港の活用法と政府支援、香港の新たな優位性の紹介
15:30~16:00
「米国南東部テネシー・ミシシッピ州 投資環境・支援策」
テネシー州経済開発庁 日本事務所 代表 三田村 優美 氏
ミシシッピ州政府経済開発局 日本事務所 代表 中田 武正 氏
米国進出が未経験の企業様にも分かりやすく、米国南東部に位置するテネシー州とミシシッピ州の投資環境、支援制度、進出事例、現地事情についてご紹介します。
9月5日(金)
10:30~11:00【公的機関】
「グローバルに活躍する高度デジタル人材の育成」
神戸市 経済観光局 新産業創造課 イノベーション専門官 薮崎 ひかる 氏
神戸市では、世界で活躍する人材・スタートアップを神戸から創出するため、高度デジタル人材の育成・輩出に取り組んでいます。学生と企業との共同研究プログラムや海外派遣プログラムについてご紹介します。
11:00~11:30【外国企業】
「海外事業展開を成功させるポイント」
Tractus Japan Co.,Ltd 代表取締役 川添 眞一郎 氏
Tractus Asiaはタイに本社を置くコンサル会社で、30年にわたり欧米企業のアジア進出を支援するサービスを提供してきました。2024年に日本法人を設立し、海外市場への参入調査、現地パートナー調査、進出にあたっての立地選定など、幅広いメニューで日本企業をサポートします。
11:30~12:00、 15:30~16:00 【外国機関】
11:30~12:00
「ドイツ・ニーダーザクセン州の紹介」
ドイツ・ニーダーザクセン州日本事務所 代表 関川 誠 氏
北海に面したドイツ・ニーダーザクセン州は、北部ドイツ4州と広域連携し、北ドイツの地に巨大な水素経済圏を構築しようとしています。現在この地では水素の生産、水素のインフラ、水素の産業利用、水素のモビリティでの活用にかかわる数多くのプロジェクトが進行しており、事業機会や投資機会を求める日本企業の注目を集めています。講演ではこういったエネルギー分野を中心に、ニーダーザクセン州の隠れた魅力をご紹介します。
15:30~16:00
「2025年大阪・関西万博を契機としたインドネシア経済の進展と戦略的パートナーシップの可能性」
在大阪インドネシア共和国総領事館 総領事 ジョン・チャヤント・ブスタミ 氏
インドネシアは、現在開催中の2025年大阪・関西万博を、日本との経済関係を一層強化する重要な機会と位置づけています。本講演では、関西・中国・四国地域を中心とした貿易・投資の最新動向や、万博期間中に実施されたビジネスマッチング・投資促進活動の進捗を紹介します。また、製造業、再生可能エネルギー、デジタル分野における今後の連携可能性についても展望を共有し、万博終了後を見据えた戦略的パートナーシップ構築の方向性を解説します。
13:30~15:30 【海外ビジネス】
13:30~14:00
「米国トランプ政権の関税措置について」
ジェトロ大阪本部 ビジネス情報課 アドバイザー(貿易投資) 中村 仁祐 氏
米国トランプ政権の発足以降、相互関税の設定、鉄鋼・アルミニウム製品及び自動車・同部品に対する追加関税など、複数の関税措置が打ち出され、ジェトロの「米国関税措置等に伴う日本企業相談窓口」にも、数多くの問い合わせをいただいています。 本講演では、トランプ政権の関税措置の概要・ジェトロに寄せられた相談の中からよくある質問と回答を解説します。その他、ジェトロのサービスについてもご説明します。
14:00~14:30
「神戸市海外ビジネスセンターのサポートメニュー利用による、海外販売実現の紹介」
旭光電機株式会社 代表取締役社長 和田 貴志 氏
自社商品の海外販売を模索していた所、神戸市海外ビジネスセンター主催のタイでの現地商談会を知り、2024年に参加。マッチングが成立し、初の海外販売を今年から開始しました。商談会で出会った現地パートナーとともに、販促活動としてAZEC首脳会議へのMOU提案を進めるなど、当社の海外展開についてご紹介します。
14:30~15:00
「東南アジアの投資環境とSMBCグループのマルチフランチャイズ戦略」
株式会社三井住友銀行 グローバル・アドバイザリー部(大阪)部長代理 渡邊 勇太 氏
東南アジアにおける投資環境や日系各社の投資動向について最新の状況をお伝えするとともに、お客様からのよくあるご相談内容やSMBCが推進する「マルチフランチャイズ戦略」、現地での支援体制につきご説明します。
15:00~15:30
「インドネシア市場のポテンシャルと進出検討の際の留意事項」
United Trading Service株式会社 代表取締役 青柳 健一 氏
インドネシアはASEAN最大の人口と経済規模を持つ地域の中核国家でありながら、日本企業の進出や輸出は、他のASEAN諸国に比べてまだ十分に開拓されていない状況にあります。この現状を、単に進出の難易度が高いと見るのか、それとも未開拓で魅力的な市場機会が多く残されていると見るのかにより、企業が取るべき戦略は大きく異なります。本講演では、マクロ経済の観点と現地の具体的な実情を交えながら、インドネシア市場進出の可能性について詳しく解説します。